hybridたんの日記

多趣味過ぎてまとまらず。映画、本、日常、酒。

何のこっちゃ!!!

タランティーノ最新作

 


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

 


ストーリーや事件の内容が複雑だからストーリー説明は省く!!

観たい人はこれ以上読まないでください^_^

 

 

 

 

結論からゆうと、なんのこっちゃ!と言う所が多かった。

 


まぁでもそこはタランティーノの映画、こちらもホドロフスキーの記事と同様、映画に対してストーリー性がある事にこだわってはいけない。と思いながら、BGMを流すようにダラダラ観ていた。

 


そんなところは「パルプフィクション」を思いださせた。

 


この映画はハリウッド黄金時代、ヒッピー文化が漂う60年代のハリウッドで実際に起こった「シャロンテート殺人事件」をベースに構成されているが、この事件を全く知らなかった事と、前情報を全く調べずに観た為に入り込みきれない部分が多かった。

 


2時間40分はブラピとディカプリオの役柄、キャラクターの人間性を魅せる事にフォーカスし、後はタランティーノお得意のげっちょげちょ地獄絵図なラストで終わりなのだ!!

さすが学生時代、レンタルビデオ屋でアルバイトしながらB級〜D級まで観まくった変態のタランティーノ

 


好きやで!60年代!西部劇!愛してる!💏

 


シャロンテート殺人事件は妊娠中にもかかわらず、無残な殺され方をした事件であった。

タランティーノタランティーノ流おとぎ話の魔法という名目で、これまでも実際に起こった事件を映画というフィルターを通し、実際とは異なるラスト、そして加害者に対してこれ見よがしに復讐を繰り広げる。

イングロリアスバスターズに続く、Ifイフ、もしもの世界の復讐劇。いつもお見事です。タラちゃん…

 


シャロンテート事件を題材にした映画は今年だけで他二本も公開される。それほどアメリカでは歴史的事件であるこの事件であるが、日本人にとっては馴染みない事件。

 


これからこの映画を観たいという方には前情報としてある程度シャロンテート事件を知った上で観る事をオススメする!

wikiでもいい、まとめでもいい。

知らなかった俺はもう一回みる!

 

それにしてもタランティーノの映画、観に行く時は毎回俺みたいな映画は1人で行く派の男達がポツリ、ポツリといる。

仲間がいるってうれしーよ。

マナーがなってるし。

アホなカップルがイチャイチャしてるのを静かに殺意を送る悲しさ…。

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