hybridたんの日記

多趣味過ぎてまとまらず。映画、本、日常、酒。

The Boys

「ザ•ボーイズ」

 


Amazon Primeドラマ

 


はじめに言っておく。私はTVドラマシリーズが大の苦手!!

 

みんなが観てるようなヒット作品もほぼ観てない。

 


そん中でもギリ観てたTVドラマシリーズはヒーローズ第1シーズンとフレンズ。くらい。

 

ヒーローズは(第二シーズンの戦国時代へタイムスリップした瞬間冷めて見るのをやめた。)

 


面白いと思ってもどうしても続けて見ることができない!!!

 


ずっと映画で慣れてきたため、最初から最後まで没頭してみないと集中力が持たないのだ!

 


そんな私でも悔しくもはまってしまったドラマシリーズ。

 


これがAmazon Primeで配信中の

 

ザ・ボーイズ。

 

 


配信以降すでに視聴1位をとっている程の話題さく。

 


もう1つ言っておこう!

 


ヒーロー映画はもう飽きました!!!

 


MCU(マーベルシネマティックユニバース)しかり、DCコミックスヒーロー。(Justiceリーグに関しては二度と見れたもんじゃない)

 


もういい。やり過ぎだ!!さすがに飽きたよ!!

 


が、しかし!そんな思いを一気に吹き飛ばしたのが本作品。

 

 

 

 

 

 

物語はざっとゆうと、ヒーローが芸能事務所のように管理、監視されながらヒーロー活動を遂行する世界。

人々はスーパーヒーロー達に夢中になり、スーパーヒーローこそが富と名声の象徴となっている。

そしてヒーロー達は企業とのタイアップ、スポンサーにより活動を行い、あくまでビジネスとしてのスーパーヒーローの義務を果たす。

 


その中でも核となるのが、ヒーロー達の所属するヒーロー大手事務所、ヴォートに所属する、一軍の7人のヒーローチーム、

「セブン」だ。

 


見た目はDCコミックスのヒーローほぼそのまんま。

 


能力もほぼまんま。スーパーまんやらワンダー女やら。

 


しかしこのヒーローチーム、先のとおり、あくまでも職業としてのヒーロー活動を遂行し、助けたい救助は行い、助けたくない救助は見なかった事にし、その他、新人の女子ヒーローにセクハラまでする、富と名声に溺れたクズ集団なのである!

しかし、表裏の使い方がうまく、一般市民達には彼等の裏の部分は見えていない。

 


物語冒頭は家電量販店で働く主人公、ヒューイが恋人とのデートの最中、彼女が突然原型がなくなる程一瞬にしてぐっちゃぐゃ(かなりグロ)になるところから始まる。

 


原因は、セブンの一人、世界最速で走れる黒人ヒーローAトレイン(ほぼDCコミックスのフラッシュ)が犯罪者を追っていつもより高速で走っていたところにたまたま主人公の彼女がいたために避けきれずぶつかり、恋人は肉の破片となってしまったのだ。

 


それにもかかわらず、等のAトレインはさほど反省の色を見せず、のちに会社を通して金で解決しようとする始末。

 


主人公ヒューイはこの仕打ちに対し、事務所のヴォート社、クズヒーローチーム、Aトレインに対し、強い怒りを抱き、復讐を決意する。

 


そんな彼のもとに突然現れた元CIAの男、ビリー。彼もまたヴォート社に個人的な怨みをもち、ヴォート社の秘密、ヒーロー達の裏の秘密を暴こうと、ヒューイを半ば強引に自分が結成した組織、The Boysに加入させる。

 


そう、このドラマはスーパーヒーロー側を主体に描いた作品でなく、悪人(ヴィラン)側からの視点からを描く、近代ニューヒーロードラマなのである!!

 


斬新な設定に、ヒーローマンネリ化していた私はドンピシャにハマり、珍しく一気に見れた。

 

 


なんでかなーと自分でも思って考えてみると、このドラマシリーズ、TVドラマ感をほぼ出さない写し方。

私が大好きなデビッド・フィンチャー(「セブン」ファイトクラブ」の監督。)風の暗がりの撮り方に似てる事、そして何より、劇中のBGMの選曲がまぁ!センスい!第1話のラストにイギーポップを使うセンス!!

 

これが魅了された理由かと思われます!

 


本作はAmazon prime Videoでシーズン1、全8話まで配信中。

 

ヒーロー映画に飽きた。ヒーロー映画嫌いな方も多分楽しメルと思います。

ただ、本作は内容の過激さゆえに、TVドラマには珍しいR18指定がついています。

 


グロいの、ダークなの苦手。というかたは見ないでください。笑笑笑

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